犬の口から臭いがする場合、その原因が食べ物であることがあります。飼い犬は自分で食べ物を選ぶ事ができませんので、飼い主が
きちんと管理をしてあげなければいけません。
ではどのような食べ物が原因で口臭が起こるのでしょうか?
ペットフードの酸化
犬の主食としてドライフードを使われている方は多いのではないかと思います。ドライフードは持ちもよいですし、保管もしやすいですよね。
しかし、ドライフードは開封して空気に触れていくとどんどん酸化してしまいます。ドライフードには脂質が配合されているのですが、脂質は
参加することで食べ物を劣化させてしまうのです。
このような劣化したフードを与え続けてしまうと、口臭だけではなく下痢や嘔吐、腹痛などの原因になることもあります。
ウエットフードによるもの
犬の口臭はドライフードでのみ起こるわけではありません。缶詰やパウチタイプなどのウエットフードでもおこります。ウエットフードは
柔らかいのでドライフードに比べてどうしても歯に食べかすが残ってしまいます。
そのため歯垢や歯石になりやすいですし、食べ物が口の中に残ってしまうこともあります。そしてそれが原因で口臭になることがあるのです。
食べ物による口臭を起こさないために
では、どのようにして食べ物による口臭を防げばよいのでしょうか?
・ドライフードの管理に気を配る
ドライフードは開封して空気に触れてしまうとどうしても酸化してしまいます。酸化したドライフードは劣化してしまうので、保管を
するときはできるだけ空気に触れないように真空パックに移すなど、管理方法を考え直してみましょう。
また、大きなサイズのドライフードを購入している方は、できるだけすぐに食べきれるサイズを購入するようにし、酸化があまり進まない
うちになくなるようにした方がよいかもしれません。
・歯磨きをする
犬も歯磨きをしなければ歯垢や歯石ができて虫歯になり、そこから口臭がおきてしまいます。できるだけ毎日犬の歯を磨いてあげましょう。
歯磨きは歯ブラシを使ったり、歯磨きシートを使用するとよいでしょう。
犬に虫歯ができると、治療するために全身麻酔を使用しなければならず、犬の体に負担がかかってしまうので歯のケアはきちんと行うように
することが大切です。
まとめ
犬の口臭が食べ物だった場合、上記のようなケアをすることで簡単に防ぐ事ができます。食べ物が原因の口臭でなかった場合、病気
であることも考えられるので早めに獣医師に相談をすることをおすすめします。
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