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歯石の原因ご紹介!

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犬の歯石の原因には、どのような事が考えられるのでしょうか。
本日はその原因についてご紹介したいと思います。

歯のケアが不十分

食事を与えた後に何の口腔ケアもせずに放置することによって、歯石のもととなる歯垢が発生します。
歯垢は食事後6時間を過ぎたあたりから徐々に歯の表面にへばりつき始め、犬の口の中で歯石と変化していくのです。
そうなってしまう前に歯磨きなどのケアを行うことによって歯垢の石灰化を防ぐことが出来るのですが、十分なケアを行わないと歯垢が2〜3日の時間をかけて歯石へと変化していってしまいます。
また、犬は人間と比較すると口腔内のアルカリ性が強く、歯垢が歯石に変化しやすいという性質を持っているため注意が必要です。
歯石が溜まった状態が続くと口腔内に細菌が繁殖しやすくなり、口臭や歯周病の原因にもなりかねません。
そのため、食事を与えた後にはブラシや歯磨きシートなどを上手に活用して歯のケアをしてあげましょう。

柔らかすぎるフードを与えている

歯石のもととなる歯垢の付着を防ぐためには、ある程度噛む回数を要するフードが適していると言われています。
しかし、ウエットフードと呼ばれるものは水分量が70%以上と大変柔らかく、噛み応えがありません。
ドライフードと呼ばれるものの水分量は10%前後ですから、ウエットフードがいかに柔らかいかがお分かりいただけると思います。
そういった柔らかいフードを与えることで、食事の際の噛む回数が極端に少なくなり唾液の分泌量が減少します。
唾液が減少することで口腔内がウォッシングされず、歯石のもととなる歯垢がつきやすくなってしまうのです。
またウエットフードはペースト状になっているため、とろみをつけるための増粘性安定剤という成分が含まれています。
こういった添加物によって粘度を増したフードは食事後も犬の歯に残りやすく、ドライフードと比較すると歯垢が付着しやすくなってしまうのです。
ウエットフードばかりを与え続けてしまうと歯垢や歯石がつきやすくなってしまうため、小まめに口腔ケアを行ったり、毎日与える食事をドライフードに変えたりといった工夫が必要になってくるのです。
また、食物繊維の入ったフードは歯の研磨作用や唾液の分泌を助ける働きがあるため歯石予防に適しています。
可愛い愛犬の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

食事後のケアを怠ったり、柔らかすぎるフードを与え続けることが歯石の原因になってしまうことがお分かりいただけたと思います。
しかし、歯のケアや食事の改善をして歯垢を除去していくことで、歯石の付着を予防することは可能です。
歯石を放置することで歯周病の原因にもなるため、きちんととしたケアをしていきましょう。

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